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今日は16時起き。
むちゃくちゃ寝た。
今日の朝いったん起きたのだが、新聞を読んでさぁ行こうかというところで、気分が悪くなる。
で、寝室に舞い戻った。
先日のピアノリレーコンサートの結果。
この日は張り切って朝早く起きて、デイケアに行った。
午前中にいろいろ用事を済ませて、ホールに行こうとしたが、ホールに時計がないと困るので、腕時計を取りにいったん家に帰った。
家に帰って、腕時計を手に取ってみると、針が止まっている。
なんかいやな感じ。
そこにツレから電話が入った。
東京の友達が来ているので一緒に聞いてもいい?とのこと。
以前に会ったことがある人なのだが、聞いてもらうのはいいことなのか、どうなのか。
とにかく聞いてもいいよと返事をした。
そして、ホールについて、ほかの人の演奏を聴いていた。
小さい子が多く、年配の方はほとんどいない。
場違いかと少々思った。
ところどころとちる方もいれば、聞かせる演奏をする方もいた。
自分の番号が呼ばれた。
しかしまだ連れが来ていないので、外に出て携帯に電話を入れた。
そしたら友達を連れてちょうどやってきた。
僕は舞台のそでに回った。
だんだん手に妙な汗がにじんできた。
そしてあろうことか、僕の前の演奏者が連弾なのだが、僕の弾く、愛のあいさつを弾いている。
これがまたべらぼうにうまい。
僕の名前が呼ばれて舞台に立った。
あいさつ、ぺこっ。
前回のリレーコンサートで、椅子の調整をするのを忘れて、大失敗したので椅子の調整を丁寧にした。
丁寧にしたつもりがうまくいっていなかった。
座ってみると違和感が。
でも、まあいけるかと思い、鍵盤に指をふれた。
鍵盤に妙な違和感を感じた。
急に舞台にいることを強く感じ、観客が気になった。
照明が妙に明るい。
ピアノの幅が妙に広く感じる。
鍵盤一つ一つの大きさが違うように感じる。
頭にザーッと血が昇っていくのがわかる。
緊張している。
いきなり最初のところでつまった。
また最初から弾きなおした。
途中何度もつまる。
ちょっと戻って弾きなおすということを何度も繰り返しながら、結局最後まで弾けなかった。
演奏を断念して、壇上で苦笑いをしながらお辞儀をして、舞台から去った。
あー、全然だめだ。
これは何回練習しても壇上で弾けるようにはならない、と悟った。
もう二度と挑戦することはあるまい、などとネガティブなことばかりを考えながら観客席に戻る通路を歩いていたら、ある夫婦が僕を待ち構えていたように立っていて、話しかけてきた。
「いい音出していたわよ」、と慰めの言葉。
いろいろ励ましの言葉をいただくも、僕の心はぐしゃぐしゃ。
こういうことが前回のリレーコンサートの時にもあった。
必ず慰めてくれる方がいるのである。
二度目のことなので、心のぐしゃぐしゃ度は、前回ほどではない。
とにかく早く帰りたかった。
観客席にいる二人に声を掛けて、外に出た。
ツレもツレの友達も、軽く笑い飛ばしてくれた。
ぼくも少々気持が楽になった。
さぁこれからどうする、という話になって、今日はイタリアンスパゲッティをする予定だったので、一緒にどうですかと誘ってみた。
今日はいいワインがありますよと誘いを重ねた。
話は決まって僕の家に直行。
料理が出来て、いただきます。
食べたところ僕の思う味でない。
少々失敗したが、二人ともそんなことないわよ、おいしいわよ、と言ってくださった。
失敗と失敗の後の慰めの言葉を一日に二回も体験した。
なんとか楽しく食事を終えた。
なんとか楽しい一日となった。
失敗も一興である、ということがわかった一日であった。
駄句、
◆ 失敗も一興なりし冬めきし
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