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新年明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い申し上げます。
今日はAM9時起き。
どうしたんだ心を入れ替えたのか、と思われた方残念。
そうではありません。
なぜ今日朝早く起きたのか。
それを分かってもらうには昨日の財布を落とした顛末を話さなければならない。
昨日、映画を見に行った。
ワーナーマイカルシネマ高松で。
ノルウェイの森を。
ノルウェイの森は学生時代に本で読んだが、読後感も忘れるほどにさっぱりと忘れていた。
それでツレと見に行こうと話していて昨日実現したわけである。
最初の10分ほどはなんかつまらんなと思いながら見ていて、もう映画館を出ようとツレに言おうとしていたら、だんだん引き込まれていって、最後まで見た。
映画を見て本の内容は思い出さなかったが、こういう内容だったのかと新鮮に見る事が出来た。
家に帰って、しばらくしてから、財布が無いことに気がついた。
最初は家の中のどっかに置き忘れたのだろうと思っていろいろ探していたがどうも出てこない。
結論、落としたということになった。
すぐに映画館に電話した、が音声案内になって、営業時間外です、となる。
しょうがない、まだレイトショーはしているのだから映画館に行って確かめてみようとなって車を走らせた。
落としたと思われるのは映画館の座席。
とにかく財布を落としたショックで、イライラしていた。
もう死にたいぐらいに!
極端だろそれは、と思われても僕の思考回路というのはそういう風になっている。
こんなことなら映画なんか見るんじゃなかった。
せっかく映画を見たのに、余韻に浸ることができない。
これはもしかしたらT所氏の怨霊かもしれない。
などと意味のないことを考えたりもした。
八つ当たりしたい気分になるのだが、悪いのは自分なのだし、そもそも八つ当たりというのは良くない。
映画館について、スタッフに、この座席に座っていたのですけど今確認するわけにはいきませんか、と問うたところ、お客さんの邪魔になるので上映が終わってからにしてほしいとのこと。
レイトショーは0時20分まであるので、それから確認してお電話を差し上げるということでどうでしょうかと言われたので、それに従った。
ほんとドジ。
自分が嫌になった。
そういえばH野さんが、ナル男さんは大殺界だから気をつけた方が良いよ、と言われていた。
そういえば今年に入る直前に、膝がしゃがみ込む時に痛みを感じるし、ずいぶん長らく頭が痛くなったことが無いのに、激しい頭痛に見舞われた。
その日、サティで「銀の匙」という本を買い求めた。
中をちらっと見たら字もおっきいし、読みやすそうだったので買うことにした。
しかし家に帰って、本の裏に書かれている紹介文には、夏目漱石が絶賛となっている。
明治時代の作品なのだ。
僕は、最近読書する本の傾向が固まってきていて、平成以降に書かれたものを読むようにしていた。
明治時代のものは、文体が読みにくい。
昭和のものでさえ、うっとうしく感じるぐらいなのだ。
これはいよいよついていないと思った。
大殺界というものを信じはしないが、今年は年初から良いことが無い。
財布には大事なものがつまっている。
現金は3千円しか入っていないのだが、免許証・キャッシュカード・クレジットカード・障害者手帳が入っている。
拾った人が悪い人でクレジットカードで、買い物をさんざんされて口座のお金が全部使われるのではないだろうかと心配した。
そして財布自体が思い出深いものなのだ。
銀座三越にツレに買ってもらった誕生日プレゼント。
とても気に入って使っていた。
それらがすべてパー・・・。
とにかく風呂に入って映画館から電話がかかってくるのを待っていた。
ゴミをまとめて出しに行った。
こんなルーチンごとをこんな時にしたくなかった。
とにかく明日の9時に起きて、なになにをしなければいけないのか頭を巡らせて、落ち込んでいた。
電話がかかってきた。
映画館からだ。
「ナル男さんですか、落とされた財布の件ですけども・・・」
「も・・・」ということはなかったということだなと頭を巡らせていたその次の言葉に歓喜した。
「ありました」
えー!
「どこにあったのですか」
「言われていた座席の下にありました」
しかしこのスタッフもしゃべり方というのがあるだろう。
あったんなら「ありました」とまず第一に告げてくれるのが親切というものである。
いや、でも財布を見つけてくれたのだからその親切だけでも十分なのですが・・・。
とにかくうれしいのはうれしかったのだが、すぐに実感がわいてこなかった。
よくインタビューされたスポーツ選手なんかが「まだ実感が無いです」という、あれである。
今年はいいことが無いと思っていたら、災い転じて福となす、いい年になりそうだ。
もしかしたら財布を落とす神様であるT所氏の粋な計らいかもしれない。
「明日の10時に引き渡しとなりますがよろしいでしょうか」
「はい」
ということで、今日はAM9時起きだったわけである。
とにかく今年は良い年になりそうだ!
駄句、
◆ 時雨るや落とした財布戻りけり
本年もよろしくお願い申し上げます。
今日はAM9時起き。
どうしたんだ心を入れ替えたのか、と思われた方残念。
そうではありません。
なぜ今日朝早く起きたのか。
それを分かってもらうには昨日の財布を落とした顛末を話さなければならない。
昨日、映画を見に行った。
ワーナーマイカルシネマ高松で。
ノルウェイの森を。
ノルウェイの森は学生時代に本で読んだが、読後感も忘れるほどにさっぱりと忘れていた。
それでツレと見に行こうと話していて昨日実現したわけである。
最初の10分ほどはなんかつまらんなと思いながら見ていて、もう映画館を出ようとツレに言おうとしていたら、だんだん引き込まれていって、最後まで見た。
映画を見て本の内容は思い出さなかったが、こういう内容だったのかと新鮮に見る事が出来た。
家に帰って、しばらくしてから、財布が無いことに気がついた。
最初は家の中のどっかに置き忘れたのだろうと思っていろいろ探していたがどうも出てこない。
結論、落としたということになった。
すぐに映画館に電話した、が音声案内になって、営業時間外です、となる。
しょうがない、まだレイトショーはしているのだから映画館に行って確かめてみようとなって車を走らせた。
落としたと思われるのは映画館の座席。
とにかく財布を落としたショックで、イライラしていた。
もう死にたいぐらいに!
極端だろそれは、と思われても僕の思考回路というのはそういう風になっている。
こんなことなら映画なんか見るんじゃなかった。
せっかく映画を見たのに、余韻に浸ることができない。
これはもしかしたらT所氏の怨霊かもしれない。
などと意味のないことを考えたりもした。
八つ当たりしたい気分になるのだが、悪いのは自分なのだし、そもそも八つ当たりというのは良くない。
映画館について、スタッフに、この座席に座っていたのですけど今確認するわけにはいきませんか、と問うたところ、お客さんの邪魔になるので上映が終わってからにしてほしいとのこと。
レイトショーは0時20分まであるので、それから確認してお電話を差し上げるということでどうでしょうかと言われたので、それに従った。
ほんとドジ。
自分が嫌になった。
そういえばH野さんが、ナル男さんは大殺界だから気をつけた方が良いよ、と言われていた。
そういえば今年に入る直前に、膝がしゃがみ込む時に痛みを感じるし、ずいぶん長らく頭が痛くなったことが無いのに、激しい頭痛に見舞われた。
その日、サティで「銀の匙」という本を買い求めた。
中をちらっと見たら字もおっきいし、読みやすそうだったので買うことにした。
しかし家に帰って、本の裏に書かれている紹介文には、夏目漱石が絶賛となっている。
明治時代の作品なのだ。
僕は、最近読書する本の傾向が固まってきていて、平成以降に書かれたものを読むようにしていた。
明治時代のものは、文体が読みにくい。
昭和のものでさえ、うっとうしく感じるぐらいなのだ。
これはいよいよついていないと思った。
大殺界というものを信じはしないが、今年は年初から良いことが無い。
財布には大事なものがつまっている。
現金は3千円しか入っていないのだが、免許証・キャッシュカード・クレジットカード・障害者手帳が入っている。
拾った人が悪い人でクレジットカードで、買い物をさんざんされて口座のお金が全部使われるのではないだろうかと心配した。
そして財布自体が思い出深いものなのだ。
銀座三越にツレに買ってもらった誕生日プレゼント。
とても気に入って使っていた。
それらがすべてパー・・・。
とにかく風呂に入って映画館から電話がかかってくるのを待っていた。
ゴミをまとめて出しに行った。
こんなルーチンごとをこんな時にしたくなかった。
とにかく明日の9時に起きて、なになにをしなければいけないのか頭を巡らせて、落ち込んでいた。
電話がかかってきた。
映画館からだ。
「ナル男さんですか、落とされた財布の件ですけども・・・」
「も・・・」ということはなかったということだなと頭を巡らせていたその次の言葉に歓喜した。
「ありました」
えー!
「どこにあったのですか」
「言われていた座席の下にありました」
しかしこのスタッフもしゃべり方というのがあるだろう。
あったんなら「ありました」とまず第一に告げてくれるのが親切というものである。
いや、でも財布を見つけてくれたのだからその親切だけでも十分なのですが・・・。
とにかくうれしいのはうれしかったのだが、すぐに実感がわいてこなかった。
よくインタビューされたスポーツ選手なんかが「まだ実感が無いです」という、あれである。
今年はいいことが無いと思っていたら、災い転じて福となす、いい年になりそうだ。
もしかしたら財布を落とす神様であるT所氏の粋な計らいかもしれない。
「明日の10時に引き渡しとなりますがよろしいでしょうか」
「はい」
ということで、今日はAM9時起きだったわけである。
とにかく今年は良い年になりそうだ!
駄句、
◆ 時雨るや落とした財布戻りけり
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