[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
今日は14時起き。
一旦朝目覚めて新聞読んでたんですが、眠たくなってまたベッドにもぐりこんでしまいました。
銀の匙。
宮脇書店で買い求めたときにはとてもわくわくしていたのです。
この銀の匙を教材にして中学校や高校での3年間をこの本だけで授業するという究極の遅読をして有名な教師が神戸にいるらしく、そのことを新聞で知って、この本に興味を抱いたわけなのです。
有名な先生が教材にするのだから、よっぽど面白いんだろうと思って期待していたのです。
本屋から帰ってきて、本の裏の紹介文を読んだところ、夏目漱石が絶賛となっている。
嫌な予感がした。
僕は平成以降に書かれた本を読むという傾向が固まってきていて、明治大正、下手すれば昭和に書かれたものでも、拒絶反応を呈してしまうようになってしまったのです。
銀の匙がいつごろ書かれたものかは奥付で見たところ分からなかったのですが、作者が生まれたのは明治40年。
とにかくそれでも期待をして読み始めた。
あかん。
やっぱりあかん。
分からん言葉がいっぱい。
こんな本を中学生が理解できるのか。
H野さんは中学1年の時に読んだらしく、難解ですよとおっしゃっていたのだが、おっしゃるとおりでした。
こういう昔の文学を受け入れることができないということは、要するに自分は人間の中でも馬鹿の部類に属するということである。
残念ながら・・・。
当店一押しとなっていたが、こんなものを勧められても素養がありません。
こういう本を読むとたいてい、読書が嫌になるのだが、最近はそれにもめげず、頑張って読書をしている。
昨日は「at Home」を読み終えていた。
これはいい本でしたよ。
読みやすいし。
やはり本は読みやすいのが一番。
でも最近見たノルウェイの森で登場人物が「時の洗礼を受けていない本を読むな、無駄だ」と言って読んでいる本を取り上げてごみ箱に捨てるシーンがあった。
要するに村上春樹の考えだし、そういう考えがあるのはもちろん知っている。
でも、読みながら苦痛を感じて、それでいいのか。
得るものは大きいのだろうが、僕はどちらかというとわくわくしながら楽しみながら読書するのが好みである。
ほんと知りたいのである。
良著の基準を!
駄句、
◆ あるのかな良著の基準落椿
10 | 2024/11 | 12 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | |||||
3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 |
17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 |
24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |