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クラシックと寝ることが好き
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起きた!勝った!
16勝9敗です!
今日は眠りが浅かった。
昨日の晩寝酒して頓服を飲まなかったせいかどうか、ずーっと夢の中にいるような感じ。
もちろんツレを送るために6時50分おき!
起きるのが少々億劫だったが、起きねばならん。
しかし今日は喫茶が忙しかった。
猛烈に。
午前中だけの売り上げが1万円超!
ブラボー!
とにかく注文が絶えない。
洗いもんはほったらかし。
喫茶から上がって顔面汗をかいているのに気付いて、顔を洗ったぐらいです。
今ピアノを40分ほど弾いた。
ところで、ピアノについて作文してと言われていたので、書いた。
3000字になった。
ちょっと多すぎたので適当に削ってもらおう。
その作文を今はやりのコピペで。

ピアノを続けてきて
 
ピアノは小さいころ習っていましたが小学校4年生でやめてしまい、それから中高と時々ピアノに触れる程度でした。
大学生になって何のサークルがいいか大学構内をうろうろしているとシンセサイザープロジェクトというサークルを見つけました。
そこでアンサンブルを体験したのですが、僕にはリズム感がなく練習のペースもみんなとあわさないといけないのが苦痛でやめることになりました。
シンセサイザーを友達に売って電子ピアノをローンを組んで買いました。
ひとりでピアノをするのだったらクラシックがいいなと思い、それからクラシックピアノを練習するようになりました。

社会人になって病気になってから三光病院に通うことに。
デイケアにピアノ発見!
デイケアでピアノを練習することが多くなりました。
いろんな曲に取り組み
28曲こなしました。
20年かかって。
そのうちの何曲かは録音して
CDに焼き付けて配ったりしています。
そうこうしているうちに精神保健福祉大会で何か出し物ありませんか?と三光のデイケアに問い合わせがあったんだと思います。
それならナル男君のピアノ演奏はどうだろうかと話はとんとん拍子に進んでいきました。
僕のピアノ演奏とともにデイケアメンバーでコーラス団を結成してこちらの方も参加することになりました。
ピアノ演奏で感じることですが、音楽を奏でるということはいろいろな精神的要素をインプットしてアウトプットすることだと思います。
精神保健福祉大会で演奏するまでの道のりを思い出すとこのことを考えざるを得ません。
まず演奏しますと言ったものの、それには心構えがいります。
そこらへんでポロンポロンとピアノを弾くのとは訳が違います。
精神保健福祉大会で用意されるホールは大ホールです。
それもそのホールは関係者で満たされています。
尋常ならぬ事態です。
一番最初に参加させていただいたところから思い出しましょう。
演奏曲目はノクターン
2番、愛の挨拶、愛の夢第3番。
僕の実力からすると能力的にかなりはみ出ているのですが、そこは最初のことだから大胆です。
この
3曲を準備するにあたって、まず、人前で弾くことの大変さを味わった過去をさかのぼる必要があります。
リレーコンサートというのがあってそれに
2回参加したことがあります。
愛の挨拶を演奏したのですが、最初は途中で演奏を断念、
2回目も最後の方で演奏を断念。
こういう経験をしているのだから、こういう大きなホールで演奏するのは僕には無理ですというのが普通です。
でもやはり心の病を得て何か普通でないものを抱えたのでしょう。
やってやろうじゃないか!とおおいに自分の中で盛り上がります。
ところが優柔不断な僕はもうだめだと思った時はドタキャンもありですよね、と職員に漏らしていました。
練習は重ねました。
とにかく演奏するにあたって絶対間違わないという自信を得なければなりません。
このためには普通に暗譜するだけではだめだという思いに至っています。
毎日練習します。
人に聞いてもらっての練習も重ねました。
ぱっとピアノの前に座ってまず最初間違わないように弾く。
あと思い出深いのは保育専門学校でグランドピアノでの練習を重ねたことです。
これは大きかった。
しかし周りにかけた迷惑も大きかったと思います。
まず県職員にグランドピアノで練習できる施設はないかと問い合わせていただき、そして県職員の手を煩わせて保育専門学校と話をつけていただき、そして毎週曜日を決めて施設を貸していただきました。
このグランドピアノでの練習は大きな糧となりました。
やはりアップライトとではタッチが違うのです。
このグランドピアノに慣れるということをとにかく何度も繰り返し、繰り返しやりました。
そして本番の日。
出番が近づいてくると妙な汗が手のひらににじんできます。
ハンカチで拭うのですがそのハンカチが異臭を放っています。
そして舞台のそでに立ちます。
ここまで様々な階段を淡々と駆け上がってきました。
そして今があるのです。
そう思うといっそう緊張が高まります。
そしてアナウンスのあと、ピアノの前まで行って一礼。
大ホールが満杯です。
僕の演奏に期待している方は多分いなかったでしょうが、僕は逃げ出したいような、やってやるぞという気持ち、とにかく早く終えたい、などなどいろいろなことが逡巡します。
演奏中、演奏する指は震える、ダンパーペダルを踏む足は震えるで、とてもこれでは演奏を貫徹することはできないとの思いでいっぱいの中での演奏。
緊張して30%の力も出し切ることができないような演奏のように思いましたがとにかく終えました。
もうやめよう。
もう手は挙げない。
と思いながらも演奏を終えたあとの解放感というか達成感というか。
不思議な体験です。
それでこれまで4回精神保健福祉大会で演奏し、サンポート大ホールでみんなネット全国大会での演奏、東讃地域交流会での演奏2回、場数を踏みました。
場数を踏むと度胸がつくだろうと勝手に思っていましたが、全然そんなことはありません。
場数を踏むごとにその恐怖感が頭の中をめぐりにめぐるのです。
問題は本番に向けて練習の質を上げないといけないという思いに至っています。
いま、たかまつ楽器の先生についてレッスンを受けているのですが、やはり先生から教わることは多いです。
現在弾いている曲はショパンのワルツ
Op342という曲なのですが、やはりピアノを奏でるというのはいいなあとつくづく思います。

ここでピアノと僕の心との関係を述べたいと思います。
    まず情操を高めてくれたのは言うまでもありません。それに病気を癒す効果もあったと思います。病気になるまでボーっとしていたのに感情があふれてきてその感情が細分化されていくようなことも感じます。
    練習して曲を作り上げるに至って言葉で表現するのは難しいようなところを音で感じたり表現したりといったこともあります。
    ピアノを弾くことで僕の人間関係が出来上がっているということも言えると思います。
    音楽を表現するということは内面の表出であって内面を自然に言語化したいという思いも出てきます。
    内面を吐露しようと思えば言葉が必要になります。あまりしゃべらなかった僕がしゃべるようになったし、内面を言語化しようと思えばそれまでしなかった読書なんかもするようになりましたが、これは音楽による副産物のように思います。そして本を読むことで追体験を感じたり欲したり、いろいろな意見に接することができます。

的外れな分析かもしれませんが、人前で緊張せずに弾けるようになることを目標に、これからもピアノを続けていこうと思っています。
忘れていましたが、デイケアにピアノがあったことは何にもまして僕の心を癒してくれたことは間違いありませんし、大いなる幸せでした。
ピアノを弾く、何か楽器を演奏する、自分の声を披露する、などなど、音楽とかかわっていくということは我々精神障害者にとって、功はあっても害はないと思います。
それどころか音楽がないということがもしありうるならば、我々精神障害者にとって大いなる損失、大いなる不幸ということが言えるでしょう。
音楽に秘められている大いなる秘宝を取り上げないことは精神保健福祉にとって大いなる怠惰と言えば言い過ぎでしょうか。

長い作文に付き合ってくださりありがとうございます。
さて眠たいので今から寝ます。
 
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コメント
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無題
これを700字にまとめる仕事は絶対引き受けたくない(笑)
うらねこ 2014/05/01(Thu)08:50:24 編集
うらねこさんへ
ちょっと引き受けてみーへん?
ナル男 2014/05/01(Thu)22:13:39 編集
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ナル男
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誕生日:
1968/10/10
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