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今日はAM6時半起き。
T所氏の事を考えていたらどうしても眠れなくなる。
それほど僕の中で大きい存在だったんだなとあらためて感じる。
しかし夢の中に彼は姿を現すことはない。
そういえば彼の夢を生前中も見たことがないような気がする。
不思議だ。
彼は食道楽だったが、その彼にも食べさせたいスパゲッティを昨日食べた。
彼には一度具なしのぺペロンチーのをふるまったことがある。
おいしいと言わしめた。
昨日作ったのは・・・作ったとは言えない。
カルボナーラ。
前回カルボナーラを作った時に大失敗をしたのだが、一度、混ぜるだけで出来上がるカルボナーラを試してみたいと考えていた。
昨日マルナカで買い物して、チョイスしたのが、S&Bのカルボナーラ。
他にもいろいろあって、温めるものもあったが、温めないでただ混ぜるだけでいいやつをチョイスした。
スパゲッティをゆでて、やってみました。
見るからにおいしそうだし、香りも良い。
これは口に運ぶ前から期待が膨らんだ。
そして食べてみた。
トレビア~ン!
スーパーサプライズ!
こんなものがこんなにもおいしいなんて、いったいレシピを見ながら作った前回のカルボナーラの苦労と失敗はどうしてくれるんだ~!
たらこスパは時々混ぜるだけでよいものを買う時があるのだが、それ以外のものは試したことがなかった。
とにかく感激した。
S&Bに感謝感激。
企業努力というのは素晴らしい。
こうなると、ほかのも試してみないわけにはいけない。
片っ端から混ぜてやる!
T所氏もこれは唸るであろう。
というか彼はすでに試したことがあるような気もする。
ワインもおいしくいただいて良き晩御飯となった。
今日は21時から三谷幸喜のドラマがある。
3夜連続だって。
僕は彼のファンなので相当期待している。
配役も豪華だ。
どんな喜劇を見せてくれるのか、ワクワクである。
そういえば、T所氏も三谷幸喜のファンだった。
新撰組やマジックアワーの話題を彼と話したのを思い出す。
ほんとにT所氏の話になってしまうあたり、もしかしてホモかも・・・キャッ!
駄句、
◆ 春ドラマ幸喜のドラマ期待する
今日はAM11時起き。
目が覚めた時、随分と眠たかったのだが、昨日の事を思い出すと、色々なことが思い出され、起きてしまった。
まったくあの人はあの世に行っても僕を起こそうとする。
もう一つ気になっていたことがあった。
T所氏のお母さんにT所氏の高点句が短冊になっているという話をしたら、ぜひ欲しいと言われていた。
そして短冊は昨日整理したのだが、T所氏の印象に残っている句が短冊の中にないのをすぐに気がついて、これはいけないと思い、今日はその句を過去から引っ張り出してきた。
そしたら、これもいい、あれもいい、となって、A4に2枚分(42句)の量の句が出てきた。
あとはこれをパウチしておこうと思う。
あまりいい人ぶるのは良くないのだが、これだけはしておかないといけないと使命感みたいなものを感じた。
しかし、故人の句を掘り出すと、改めてその時の故人の気持が句から浮かび上がってくるようで、色々なことを思い出しながらの作業となった。
ほんとに彼はいい句を残している。
短冊も10枚あった。
さすがといった感じ。
しかし博覧強記だけでなく感性も豊かだったのだなと感じ入り、嫌味な奴だと改めて感じた。
やはり知識に裏付けされた感性というのは鋭いものがあるのだろうか。
ここに僕の特に好きだった故人の句を列記したい。
◆ シャボン玉浮かべる空のやさしさよ
◆ 坂道に空のかけらかいぬふぐり
◆ 虎落笛(もがりぶえ)兵士の墓の尖り居り
◆ 重力と浮力のあはい冬の蝶
◆ 暗い空よりもまだ寒い風
◇シャボン玉・・・実に視点が面白い句である。シャボン玉が宙に浮かぶのを見て、空は優しいと言っている。僕自身空に優しさを感じたことがなかったのでとても新鮮な句に映った。
◇坂道に・・・彼は坂道を句に入れることが多かった。その中でもこれが一番の秀句である。いぬふぐりが空から落ちてきた水色だと言っているのである。これも視点が鋭い。
◇虎落笛・・・僕は句会でこの句の意味がわからなくてとらなかったのだが、合評を聞いてなるほどと思った。英霊の墓はすべて尖っているというのも知らなかったのだから無理もない。そこに虎落笛を持ってきたところにこの句の凄みを感じる。
◇重力と・・・冬の蝶がふらふらと力なく飛んでいるのを、重力と浮力の間のつり合いで飛んでいるというのだ。物理学の話で彼とはよく話が盛り上がったが、物理の世界を俳句の世界に持ってくるところがとても面白く、鋭い。
◇暗い空・・・破調句。暗さと寒さは普通比較しないのだが、句の中でそれを比較して、寒い風と暗い空をとても強調している。そしてこれが破調句であるところが偶然の産物なのだろうか。絶妙な妙味を句を読む者に与えている。
僕が彼の句を句評するのはおこがましいのだが、許していただこう。
彼に届けたい。
駄句、
◆ 感性と知性のつぼみ故人の句
今日はAM9時半起き。
今日ばかりはタイマーをかけて早起きしました。
起きるのは随分としんどかったです。
今日はT所氏の告別式。
他界する彼にきっちりと別れを告げなければいけません。
ご焼香した時に手を合わせて「夢の中で会いましょう」と告げた。
今朝、夢に出てくるかなと思っていたが、出てこなかった。
最後に「千の風になって」を唱和。
さすがにジワリときました。
もっと彼と話をしておけばよかったという後悔の念が湧き出てきました。
告別式が終わって火葬場に行きました。
僕が行くのはあまりふさわしくないのではという思いがあったのですが、T所氏の妹さんに勧められて行くことにしました。
棺桶が火葬炉に・・・。
そのあと1時間、お母さんと、妹さんと話をした。
故人の思い出話をいっぱいした。
故人が、「親父は嫌いだったけど、母は好きだった」と言っていたというと、お母さんはうっすらと涙を浮かべていた。
火葬場で待つ時間が1時間ほどあったのだが、しんみりした雰囲気になるのだろうなと勝手に想像していたが、故人の色々な話をしていると、不適切だが楽しかった。
お母さんも楽しかったとおっしゃっていたので僕だけではないのだろう。
故人の過去のロマンスの話も聞けて面白かった。
やっぱり話題に上ったのは財布の話題。
みんな笑っていた。
やはり火葬場でしんみりされるより、楽しく談笑してくれるような人にならないといけないなと、なぜかそう感じた。
みんなが故人の話題で笑えるのは、その人が面白い人だったからである。
あの人は面白い人だったと、言われるように陽気にこれからの人生を生きて行こうと思う。
しかし、楽しいのはいいのだが、やはりかなり場違いな感じがした。
たぶん僕以外は親族。
でも、お母さんが話しかけてくれて、何とか場になごむことが出来てありがたかった。
そして時間が来た。
骨になった故人。
しかし、先ほどの談笑のせいだろうか、不適切かもしれないが、この場に居合わすことが出来て、そして何か時間に区切りを打ったように、心が落ち着き、あらためて、心静かにお別れが出来て良かった。
僕はこの時初めてのど仏というものを見た。
確かに仏が手を合わせているように見える。
それもお壺の中に入って、そして母に抱かれた。
お母さんが何か一句作ってよと僕に言うのだが、なかなかそんなに簡単に句は出来ない。
ここに駄句だが一句ひねることにしよう。
駄句、
◆ 花曇遺骨は母に抱かれをり
今日は14時半起き。
訃報があった。
T所氏が亡くなった。
ここにT所氏の他界したことを書くのは不適切かもしれない。
しかし、デイケアに通っていた彼の行った先は雲の上。
クラウド上にT所氏に話をするつもりで書くことにする。
明日は告別式があるということなので、行こうと思う。
僕は冠婚葬礼の儀式が苦手で、避けたいところなのだが、行かないといけないだろう。
生前は随分と世話になったこともあるのだから。
しかし先にここに記しておくが、亡くなる直前までT所氏に腹を立てていた。
そして口もきいていなかった。
だが、故人に腹を立ててもしょうがない。
彼は僕に色々な事を教えてくれた。
特に、「この本面白いよ」と本を貸してくれる、いや、くれる時が随分とあった。
彼の進める本はどれも面白かったし、僕の知らない世界をプレゼントしてくれた。
彼の進めてくれる本のおかげで知識のシナプスの結合がかなり変わったと思う。
彼は人格的にときどき問題を醸す発言があったが、それは僕の未熟なせいであろう。
彼は素晴らしい知識人であり、その知識を行動に生かし、結果も作ってきた。
ただの物知りだけでも素晴らしいのだが、彼はそれにとどまらなかった。
もしかしたら彼の不適切な言説は矮小な知識しか持ち合わせていない他人に対する苛立ちだったのだろう。
そう思うと彼を許すことができる。
故人に対して許すとは何ぞやという声もあろうが、実際僕の気持がそうなのだからしょうがない。
彼はデイケアに自分の知識をこぼすことがあまりになかったが、その知識も一緒に雲の上に持って行ってしまった。
とても残念なことだ。
しかし桜の満ちるこの時期に他界するというのは、かっこいいじゃありませんか。
なんか西行みたい。
彼はこの桜を見たのだろうか。
それさえも僕は知らない。
それを確認するためにも明日告別式でお母さんに会って話をしないといけない。
もう会うことは現実にはないだろうが、今日あたり彼のことだからひょっこり夢の中に出てくるかもしれない。
いつか僕の夢の中で会いましょう。
さようなら。
駄句、
◆ 西行のごとく他界し桜満つ
今日は15時起き。
なんでこんなによく寝たのか分からない。
起きてみると15時だった。
感覚としては14時ぐらいのつもりでいたので、枕元に置いてあるiPhoneで時間を確認してびっくりしました。
昨日、行きました。
竜雲うどん。
そしてぶっといラーメンのつけ麺、試しました。
出てきたラーメンの太さにはやはり現物を生で見た驚きというのがあります。
太いです。
そしてつけ汁の味を見たところカツオ系。
これは期待が膨らみます。
そしてつけ汁にぶっといラーメンをつけて口に運びました。
トレビア~ン!
これは若松よりもうまいかもしれません。
値段も若松よりもだいぶ安いし。
味を言葉で表現するのは苦手なので、ぜひ足を運んで食べていただくのが一番です。
ナル男さんの言っていたことはガセだったということは多分ないと思うので、食べてみてください。
今の時期は竜雲うどんのそばにある仏生山公園の桜が満開なので、食べた後の余韻を桜で高めてください。
とにかく感動もののラーメンでした。
感動したと言えば、久しぶりに映画を見ました。
ターミネーター4。
なんで今さらと思われる方もいらっしゃるでしょう。
なんとなく、僕の中で洋画が遠ざかっていたのです。
アメリカ映画の過剰な画像と過剰なストーリーに飽き飽きしていたのです。
だからアメリカ映画はいつから見ていないのか記憶をたどっても、わからないほどです。
しかしT4よかったです。
少なくともターミネータークロニクルよりは面白い。
ここからはネタばれしますので見たことがない人は読まないでください。
マーカスという存在の人間と機械のハイブリッドが繰りなすストーリーは何かマトリックスと似ているような気もするのです。
マトリックスもターミネーターもプログラムを中心にストーリーを織っているので、どうしてもこうなるのかなといった感じです。
背景には不完全性定理が見え隠れします。
そして最後に、シュワちゃんがCGで登場したのはうれしかった。
まだこの調子で行くとT5があるようですが、楽しみです。
駄句、
◆ 桜咲くターミネーター楽しみし
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