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今日は日曜日。
もう寝る時間。
とても辛いことがあったので、ここで整理しておきたい。
発端は東京にいる友人にメールを送ったことから始まる。
「送りたいものがあるんだけど住所を教えてくれませんか」
とメールを送った。
みなさんどう思います。
このメールの文面のどこかおかしいところがありますか?
送りたいものというのはもうすぐできる僕の句集。
「メールありがとう。ものは何ですか?」
と返信があったので、何を送るかは伏せておきたかったんですけど、
「僕の句集です」
と返信した。
そしたら、
「特に急いで送付してもらわなくてもいいので、次会う時にお願いします」
みなさんどう感じますか?
僕はすぐにでも送りたい気持ちでいっぱい。
それに次会うときはいつになるかわからない。
そう東京へ何度も足を運べない。
ただ住所を教えてくれたらいいだけのことだと思うんですけど、僕が感じたことを次のようにメールしました。
「なんでそんなに冷たいん?」
そしたら問題のメールが届きました。
「経緯とかものが何か、何も説明なしに『送りたい』とか、普通の常識のある人はそんなことしないです。ちょっとそれおかしいです。」
住所を教えて欲しいだけのことになんでこんなこと言われなあかんの?
「失礼で非常識なのはそちらじゃありませんか。
僕は単純に出来上がった句集をサプライズ的に送りたかっただけで、それで住所を教えて、とメールしただけのことです。
できることなら送るものの内容を伝えないで突然送るのって全然ありじゃないですか。
普通の常識のある人ならそうはしない、僕は逆で普通じゃなくて非常識な人間と決めつける板倉の態度の方がとても冷たく血の通っていない人間に映りました。もうこうなってしまった以上、決裂ですね。
こういう形で友達を失うこととても残念に思います。
大学時代の僕たちの交友に何か不具なものがあったのかと自省もしました。
この前のFacebookの一件にしても何か異常なことを僕がしましたか?
僕は確かに統合失調症を患ってドロップアウトの人生を送ることになった訳ですが、それを白い目で見ているのではないかと疑ったりもします。
しかし、今回のメールのやり取りで僕に瑕疵があったとは思えません。
これだけは自信を持って言えます。
逆に言えば、板倉(仮名)の冷たい態度に不思議さを感じます。
まっ、残念なことになったけど、人間関係にそして音楽にパッションを注ぐ心の温かい心に余裕のある板倉を想像したいです。」
と送った。
その返信が、
「>できることなら送るものの内容を伝えないで突然送るのって全然ありじゃないですか。
        
        ありえません。非常識。」
相当冷たい人間に思えた。
住所教えてもらうぐらいになんでこんなこと言われなあかんの?
僕も激昂した!
そして最後のメールを送った。
「たったそんだけ?
言いたいことはそこに固執しているわけですか?
ありえますから!
常識の範囲内です!
たった一行のメールをよこして非常識呼ばわりされるのは頭にきます!
だいたい僕たちって友達じゃないわけ?
友達同士のやりとりってこんなものと違うの?
ここで常識とは何か定義づけることは不可能です。
簡単にたった一行の、ありえません、非常識です、って、だいたいそっちが非常識だろ!と言ったら、反駁できますか?
非常識というならそれだけの材料をよこしてください。
そもそも板倉の住所を知ってたら、多分、なんのためらいもなく句集を送っていたことでしょう。
すでに、自筆の手紙まで用意してるんですよ!
簡単に人を非常識呼ばわりする板倉の方が完全に非常識ですから!
だいたい人に向かって言う言葉じゃないでしょう、非常識って!
間違いなく言えることは、板倉のメールの内容の方が非礼です!
あえて強調します、非礼極まりない!」
これにメールの返信なし。
これで決定的に友達関係は崩れました。
これが土曜のこと。
日曜の朝は9時15分に起きたのですが、土曜のやりとりが頭に残っているし、再度メールのやり取りを何回も読み直した。
気分は悪くなるばかり。
ツレといろいろ話をした。
12時腹が減ったので天下一品へ。
そして気分を晴らすために栗林公園へ。
自然はいい。
心が和む。
ちらほら咲いていた梅も良かったが、何か枯れ蓮に惹かれた。
落ち込んでいる蓮を見ていると心が和む。
とても気持ちが良かった。
そしてそろそろ帰ろうということに。
そして街の中を車を走らせているとまたふさぎこむ感じが出てきた。
自然は非常識で街並みは常識的に見えた。
非常識な僕に寛容なのは自然で街並みは僕を受け入れないなんて考えた。
会話の中でそれは非常識だろ、って言われる分にはこたえないけどメールに活字で非常識と体言止めされるとズシンとくる。
板倉なんか不幸になればいい。
どんな不幸な目にあうか想像するのが楽しくて虚しかった。
風呂に入ってちょっとさっぱりした。
明日の喫茶は休んでしまえ、とも思ったがここで負けるわけにはいかない。
意地でも明日は喫茶に出る。
負けるもんか!
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1968/10/10
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