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クラシックと寝ることが好き
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今日は14時起き。
久しぶりの定刻の目覚めです。
一晩寝たら、昨日の失敗のことは気にならなくなっていました。
せいぜい失敗したといっても、観客の数は25人ぐらいだし。
あのあなぶき小ホールで成功したのだから、このぐらいの失敗してもいいんじゃない?
しかし17日の三木交流文化プラザはあなどれない。
どのくらいの観客に包まれるのかわからないが、結構大きいホールである。
心配している間があったら練習練習!
昨日も小学校の体育館で練習してきました。
なんかやっぱりやばいです。
精神保健福祉大会が終わってから、なんか気が抜けていきません。
指に緊張感がこもらないというか、力が入らないというか、妙な感じです。
このままでは17日失敗するのは目に見えています。
この17日が終わったら、ピアノから解放されます。
それを想像すると、嬉しいのやら悲しいのやら、なんか自分でも計りきれない気持ちになります。
もちろんピアノは弾き続けますが、人前で弾くために練習するのと、自分で酔いしれて弾くのとは大違いです。
格段に差があるのです。
まっ、そういう経験ができただけでいいんじゃない?
また人前で演奏したくなったらそうしたらよいし、そうならないんならそれでいいし。
ただ人前で弾きたくなっても、なかなか今回のようなオファーは来るものではありません。
しかしただ自分で酔いしれて弾くにしても、今回の経験を経ることで、練習の仕方がずいぶんと変わる事になるようです。
とにかく僕の人生ピアノが中心なのだから、ピアノと向き合って生涯を楽しみたいです。
ピアノが人生の中心だなんて、・・・ぷっ、笑っちゃいますね。

駄句、
◆ 人生の真中にありしピアノかな
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今日はAM10時半起き。
今日は家族会でピアノ演奏をする。
失敗。
ノクターンで一ヶ所止まってしまった。
演奏前に入念に鍵盤のごみを払ったつもりだった。
「ショパンのノクターンを弾きます」
と、演奏を始めて間もなく、鍵盤上にごみを発見。
とても気になる。
ごみに神経が集中して演奏に集中できなくなった。
そして、ついに詰まってしまった。
そして弾きなおそうにも、なかなか弾き治せない。
5秒ぐらいの間があったと思う。
何とか立ち直って最後まで弾いた。
情けないと思っている間は無い。
あと2曲弾かなければいけないのだ。
「エルガーの愛の挨拶です」
これも一ヶ所危うかった。
何とかつまらずに次の音につなげることができたのだが、頭の中で余計なことを考えている。
「リストの愛の夢です」
難しいところに差し掛かるところで、またまた余計なことを考えている。
「今日のブログでなんと書こうか」
「こんなんで12月17日の三木文化交流プラザで演奏ができるのだろうか」
「なんでノクターン詰まったんだろう」
「ちゃんとごみがないのを確認したはずなのになんであんな黒い糸くずがあるんだ」
「ちょっと舐めてかかっていたな」
「適度な緊張が必要だった。あがらないのでどうにでもなるだろうと思っていたが誤算だった」
こんなことを考えながら演奏を続けていた。
とにかく演奏に集中しなければいけない!
そう思うとカーッと血が上ってきた。
頭がくらくらする。
足もがくがくしだした。
動悸が早くなってくる。
視野の解像度が低くなっていく。
それでも愛の夢を弾き切った。
いま演奏が終わって直後にこのブログを書いているのだが、まだドキドキしている。
あ~恥ずかしい。
汗顔の至りとはこのこと。
結局致命的な間違いは最初のノクターン。
ノクターンは今まで何回か人前で弾いたが間違ったことがない。
その自信のある曲に落とし穴があった。
結局はあの糸くず。
あの糸くずさえなければ失敗することは無かっただろう。
あの糸くずさえなかったら演奏に集中できていた。
もう12月17日の演奏が嫌になってきた。
あまりにも精神保健福祉大会での演奏が、概ね可、だったがために舐めてかかっていた。
12月17日から逃れることはできないので、これからまた練習に励まないといけない。
あと18日。
この18日間を苦悩に満ちた日々で埋め尽くさなければいけないと思うと、気が重くなってくる。
ああ、まだ動悸がおさまらない。
この屈辱。
拍手を受けることができたが、演奏への拍手ではなく、同情に満ちた拍手に聞こえた。
もう絶対演奏の依頼を受けることはしないようにしなければいけない。
精神の退行である。
情けない気持ちを今からツレに打ち明けないと、この気持ちがおさまらない。
ツレに聞いてもらっても完全に気持ちが晴れることを期待できない。
はがゆい、恥ずかしい、逃げたい、時間を巻き戻したい。
でもよくよく考えてみたら、1か所詰まっただけではないか。
確かに1か所でも詰まるということは大失敗には違いないが、結局そこだけじゃないか。
あの失敗があとを引きずって、さらに失敗を重ねることも考えられたのに、それがなかっただけでもいいじゃないか。
悔いは残るが、そう思い込むことにしよう。
とにかく人前での演奏の怖さを思い知った。

駄句、
◆ 糸くずに惑わされ悔い残るとは

今日は12時半起き。
最後の保育専門学校でのグランドピアノの練習。
いつものようにカギをもらいに行くと、教頭先生が「どうでしたか?」
「いけました」
「そうですかそれはよかった」
「今日が最後ですけど本当にお世話になりました」
「いえいえ」
「本番のグランドピアノのタッチがここのと似てて嬉しかったです」
「それはよかった。12月にもう一度あるんですよね」
こんなことまで覚えてくれてて恐縮だ。
「実はあと2回あるんです。家族会で弾くのと、三木文化交流プラザで」
「ははは、そうですか」
「本当にお世話になりました、有難うございます」
教頭先生との会話はいつも温まるものがある。
グランドピアノの練習を終えて、今日でここも最後だなと思うと、少々さびしいものがあった。

駄句、
◆ 教頭の心休まる暖かさ

今日はAM5時起き。
本番当日!
眠れません!
時間がないので結果だけ・・・成功です。
ノクターンは100%。
愛の挨拶は90%。
愛の夢は80%。
やはり難易度の高い曲は厄介だ。
でもつまらずに最後まで弾き切った!
今度は来週月曜日の家族会での演奏。
やってやる!

駄句、
◆ 成功し嬉し幸せお茶の花

今日は12時半起き。
保育専門学校でグランドピアノでの練習をしてきました。
今日がグランドピアノでの練習最後になります。
あとは本番当日の午前中に本番で使うグランドピアノでの練習があります。
どんなグランドピアノなんでしょうか。
触った瞬間「これはあかん!」ということにならないでしょうか。
とにかく当日触れる時間が30分あるのでそれが勝負です。
しかし3カ月あると思っていたのがあと3日。
その日というのはやってくるのですね。
永遠に来なければいいのですが、そういうわけにはいきません。
一番心配なのが、本番の雰囲気。
舞台の上に立って一礼をするとき、ピアノのいすに座る瞬間、鍵盤の上にゴミが落ちていな確認する時、そして最初に鍵盤を触れる瞬間・・・。
どんな心拍数でその時が来るのでしょうか?
いまから心臓に毛を生やしたいところなのですが、そんな器用なことはできません。
スムーズに最初を乗り切ったとしても途中でどういう心持になるかも想像できません。
いったいどこで失敗するんだろうと思いながら弾くことになるかもしれません。
もしかしたら頭の中が真っ白になっているかもしれません。
とにかく本番直前に深い深呼吸と背伸びすることを忘れないようにしないといけません。
これをするだけでもかなりな効果が期待されます。
せっかくのハレの舞台なのに、こんなネガティブなことばかり考えていては勿体ないような気もします。
成功する自分を想像してみましょう・・・できない・・・。

駄句、
◆ 成功を想像できず柿落葉

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1968/10/10
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