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クラシックと寝ることが好き
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昨日の晩は大変だった。
後述するがマーラーの5番を聴いていた。
そして風呂に入って就寝すること24時。
何となく眠たいのでぐっすりすぐに眠れるだろうと思っていたが甘かった。
25時半までもだった。
ちきしょー寝れん!
ただ働きではあるが喫茶に入ることになっている。
続かんかったなぁ~なんて言われたくない。
とにかく追加の眠剤を飲んだ。
たぶん睡眠に入ったのは26時頃だと思う。
それでも明日は起きるぞという強い意志を持って布団にくるまった。
それでも僕の睡魔は怖い。
寝る前の強い意志なんぞは簡単に砕いてしまう。
AM6時、トイレで目が覚めた。
また寝ようかとも思ったが、また寝たら次起きる自信がなかったものだし、睡魔も現れていないようなのでそのまま起きることに。
ということで、7連勝、やっと一週間起きることができた。
やっぱり目的があるのとないのとでは違いが明らかにあるようだ。
新聞を読んで時間がまだあったのでマーラーを聴いていた。
いちおうAM8時10分にタイマーをかけておいた。
マーラーを聴きながらやはり寝ていた。
タイマーで飛び起きる。
出勤出勤!
今日は喫茶にも入ってSSPS通信も作って、それでも今12時。
ほんと早起きはかなり得した気分です。
それといい話があった。
Hやしさんが久しぶりにデイケアに来られていた。
赤バイエルを持って。
本気でピアノを頑張るようだ。
しかしお金がないので1カ月に2回のレッスンにしてほしいとのこと。
実入りが半分になった。
捕らぬ狸の皮算用とはこのことだ。
しかしお金だけの問題ではない。
実際にピアノを教えるという体験ができる訳だからこれは素直にうれしい。
それも僕に教えてほしいと直に言ってくれた訳だから相当にうれしい。
どこまで続くか不安もあるがとにかく頑張ってみよう。
ところで昨日の話。
13時ごろデイケアから帰ってその足でスタバへ。
いつもの300円ホットコーヒーを飲みながら、読書。
30分ほど過ごしてから家に帰った。
それからまた30分ほど読書をしてたってきたので音楽を聴くことに。
ニコラーエワの珠玉のバッハ名曲集を聴こうと思ったが、なぜかマーラーの5番に手が伸びた。
このマーラーのCDはmozartさんに借りたものをコピーしたものである。
僕は大のマーラー嫌いである。
何度かマーラーの曲を聴いたことがあるが良かったと思った試しがない。
でもmozartさんがお勧めで貸してくれたものだからもしかしたらの予感はあった。
聴いてみる・・・。
・・・はまった。
すばらしい、ブラボー!
最高の音楽です。
協奏曲はよく聴くのですが僕はあまり交響曲は聴かない性質で、それにめったに交響曲に感動することがない。
あまり名曲を知らないというのもあるが、とにかく僕の特に好きな交響曲はチャイコの悲愴とショスタコの革命なのですがこれに並ぶ名曲となりました。
そして僕が一番気に入った楽章が第4楽章。
美しい。
昨日は鴨ロースを作りながら唐揚げを作っていたのですがその間もずっとそれを聴いていて、食事中もこれを聴いていた。
唐揚げはさくまで買った地鶏のモモ肉。
最高においしい、そしてビールと日本酒で酔いが回ったせいか、ツレを相手につらつらと第4楽章の素晴らしさを話していた。
そしたら普段作りもしない詩をつらつらとツレに披露している。
あまりに面白かったので食事が終わったあとにiphoneにメモした。
そのメモしたものをホットメールに送信してブログにアップしようと考えた。
送信しては校正、送信しては校正を何度も繰り返してできたのが以下の詩。
詩を披露するというのは恥ずかしい行為ですね。
上手かったらいいんだけど、下手ですからねなにぶん。
では、コピペ。

マーラー第五番第四楽章を聴いて、
大きな森に囲まれた湖のほとりに立つ私、
こんなに美しい景色の中に私は一人いる、
静かに奏でるオーケストラ、
雄大な自然を表現するこの音楽、
この音楽はただただ自然を描写している、
これはもはや人が作り出した音楽ではない、
自然自らが隠していた音楽を発掘する作曲者を待っていたかのようである、
マーラーが自然に馴染んで自然が自らを奏でているのだ、
私は聴いている、
私は自然に対峙している、
私とは限りある存在と幾度となく感じることがあるが、
このマーラーを聴くと否応なしにそのことを感じる、
私に対する自然とは大きくまさしく大きい、
思わず永遠なる存在を考えてしまう、
自然さえも永遠ではない、
もちろんこの宇宙さえも、
存在というその言葉の中に有限を内包しているのは皆が気づくことであろう、
永遠の存在であるはずの神でさえも神を信じる存在がなくなれば神の存在を確認することができなくなる、
もはやそれは存在の意味をなさない、
ふと気づく、
大きなものを考えていた私、
言葉にして頭の中に巡っている考えが疎ましい、
せめてこの自然の中に同化したいこの音楽に同化した刹那を感じたい、
ああ、第五楽章が始まる、
私はこの喜びを知らなかった、
音楽という芸術よマーラーよ永遠なれ

ああ恥ずかし!
でもとても感動したんです。
音楽を聴きながらツレと話をしていた。
マーラーが生まれたのは1860年。
しかし印象派の影響が見られないしどちらかというと古典派、ロマン派に近い感じがするよね、なんて話していた。
そこでネットでマーラー5番を調べてみた。
やはり古典回帰となっている。
慧眼である。
しかし僕の慧眼はここまで。
調べているとアルマという女性の存在が頻繁に出てくる。
そして問題の第4楽章はアルマに贈られた愛の賛歌とある。
が~ん。
まったくの自然描写と思っていたら違っていた。
僕の審美眼というのはこんなもんです。
しかし愛情表現をこのような美しい音楽に仕上げた作品をいままで聴いたことがない。
素晴らしいです。
そしてこの第4楽章は「ベニスに死す」で使われているとのこと。
僕はこの映画を見たことはないのですがこの第4楽章は有名なんですね。
さらにこの交響曲第5番はマーラーの中で一番人気と書いてある。
なるほど、すっと僕の心に入ってきた訳が分かりました。
ところで昨日はうれしい郵便物が届いていた。
ショスタコーヴィッチの24の前奏曲とフーガです。
ネットで一番安いものをチョイスしたのですが、盤に傷もなくとてもきれいな状態で届いてきました。
しかし・・・。
音楽がいまいち。
CD3枚組みなのですが、1枚目を聴いていいと思った曲は一個もない。
あとの2枚を聴いてみないと分かりませんが、推して知るべし。
バッハの平均律クラヴィーア曲集に触発されて作られたこの曲集。
バッハとは雲泥の差です。
まあ珍しいものを聴いたということにとどめておこう。
クラシックの買い物は時々失敗があるから悔しい。
でも知るという意味では知った訳だからよしとしよう。
タダで仕入れたCDは抜群で大枚はたいて買ったCDがハズレというのも妙な話だ。
世の常か。

駄句、
◆ 詩を披露恥部さらけ出し梅香る
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マ-ラ-
マ-ラ-はインバル指揮が玄人好みとされています。
気に入っていただけてよかったです。
4楽章ってどんなんだったけ?また聴いてみます。
でもさすが読書をしているだけあって、すごい描写ですね。そのことに感動!
mozart 2012/03/07(Wed)20:34:42 編集
mozartさんへ
マーラーとても良かったです。
ありがとうございます。
しかし感動だなんて、褒めすぎです。
恥っ!
ナル男 2012/03/08(Thu)11:34:02 編集
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