11月8日木曜日

今日は15時半起き。
今日はすこぶる気分も機嫌も悪い。
昨日は17時起き。
おとといは16時起き。
とにかく起きるときに気分が悪い。
大きな大望を抱いたからか。
早くも挫折感を味わっている。

ところで、おとといの火曜日にまたいい酒に出会った。
もちろんいつもの店で買ったわけだが、今回は凱陣オオセト有機栽培55％精米純米無ろ過生原酒。
前回オオセトのものを買って、あまり感動しなかった記憶があるのだが、もう一度試しに買ってみたところ、実においしかった。
しかし、凱陣讃州雄町65％精米山廃のものよりは優らない。
要するに日本酒では凱陣が一番うまいのかも。

駄句、
凱陣の新酒を飲みて気分悪し

11月5日月曜日

今日は14時半起き。
昨日寝る前に酒をくらった。
なにやら飲みたくなったのである。
原因はピアノ。
前々から悩んでいたことなのだが、今もっているレパートリーをさらに完成度を高めて人前で演奏することを目指すか、それともレパートリーを増やしてもう一枚CDをつくるか。
昨日ひさびさにN響を見ていた。
ブラームスのピアノ協奏曲第1番第1楽章と交響曲第1番第1楽章と4楽章。
どちらもいい演奏だった。
演奏しているのを見ているとなにやら嫉妬心が沸いてくる。
この人たちは人前で演奏できていいな、と。
しかしこの人たちは大変な努力をして人に感動を与える演奏をしているのだと思うと、自分がただ人前で演奏したいという程度のパッションで人前で弾くのはおこがましいと感じた。
しかし人前で演奏するのとレパートリーを増やすことで悩むというのは、要するに人前で演奏する大変さから逃げている。
レパートリーを増やすのはそれに比べると訳はない。
ここはひとつ今弾いている、ノクターンの8番とあともう一曲弾きたいと思っているベートーベンの悲愴第2楽章を録音し終わったら人前での演奏を目指して努力してみようかという気になった。
本当はその次にバッハのゴールドベルク変奏曲アリア、を弾きたいと思っていたのだがこんな風に思っていたらきりがない。
しかし、途中で挫折することを想像すると何かむなしくなってくる。
そこにCDラジカセから流れてくる音楽が「アルビノーニのアダージョ」。
バロック音楽なのだがなんともセンチになってしまう曲である。
ええい！酒でも呑んでやれと、だるまを飲んだわけである。
昨日結構体重も増えているのにその上に寝る前に飲んだわけだから今日は相当に体重が増えているに違いない。

駄句、
大望は抱けど果たす保障無し

11月2日金曜日

今日は11時半起き。
まあ順調だ。
今日も起きた時の気分は申し分ない。
今日はSSPS通信を作らなければならない。
ところでSSPS通信には「あいさつ」というのがあって、いつもスポーツネタであいさつをすることにしている。
今回のネタはやっぱり日本シリーズ制覇した最終試合と中村選手の話でまとめようと思っている。
しかし昨日の試合はすごかった。
僕がテレビをつけたときは7回の中日の守備が終わったところで、山井が完全試合の勢いでピッチングしているところだった。
それにしても落合監督の英断なのか何なのか、ちょっとあまり納得いかなかったが、8回まで完全試合をしていた山井を降板させて岩瀬を投入。
ここは落合監督も山井に投げさせたかったろう。
しかし勝負の鬼である。
1対0の緊迫した試合。
山井は一度もランナーを出しておらず、もしもランナーを出したらその日したことのないセットポジションのピッチングに切り替わる。すると不安要素が中日に押し寄せることだろう。
しかしだ。やっぱりランナーを一人出したところで変えるという手もあったのではないかと後から思った。
それにしても幸い、岩瀬が完全ピッチングをした。
継投による完全試合。
今日の試合はとにかく投手戦が注目だったが1年を通して注目するのは、中村選手。
育成選手からの出発で背番号も205。
そこから這い上がって1軍で活躍して、日本シリーズではMVP。
優勝インタビューでは涙が出て声が出ていなかったが、しょうがないだろう。
僕はめったに野球中継を見ないのだが、今日は見せられてしまった。
それほどにいい試合だった。
それにしても中日は53年ぶりの日本一。
やっぱり落合監督はただものではない。

駄句、
日本一中日落合天高し

11月1日木曜日

今日は11時起き。
まあまあの出来だ。
今日はデイケアに12時に着て17時まで月初めの仕事をした。
あとはSSPS通信を残すのみである。
今日はデイケア新聞つくろう会もあった。
今日はいい雰囲気で出席者も多く良かった。
今日はインタビューを誰にするか決めたのだが、デイケアの長であるO本さんに決まった。
O本さんはいつでもインタビューできるので気楽だ。
みんなにどんな内容を聞いたらいいかつのったところいろいろと面白いのが出た。
さあそろそろ帰る時間だ。
今日は秋刀魚を2匹食う予定である。
それにしても
◆　一秋に秋刀魚十匹食べるべし
という句を作ったことがあるが、なかなかノルマを達成することはできない。
今日でやっと6匹目である。

駄句、
さあ帰ろ今日の晩飯秋刀魚なり

10月31日水曜日

今日も朝早く起きた。
7時起き。
うらねこさんによるとキモイらしいのだが、はつらつとしている。
今日は朝からワーキンググループにも参加した。
僕は働かない生き方を標榜しているが、働くということについてはいつも悩まされる。
働かない生き方を標榜しているのだから、ワーキンググループに参加する必要もないと思うのだが、実際に現在働いている参加者から、働いていなくても自己実現に向けて生きていくということが大切なのではという発言が出た。
その人は実際に働いて僕にとっては本当に手の届かない存在なのだが、この方いたって謙虚。
本当にまじめな姿に心が打たれて、僕の怠けた心にずしりと言葉が響いてくる。
自己実現については誰しもがテーマに掲げて一生問い続ける問題なのだろうが、仕事をしていない僕は働いている人と比べて実現から程遠い所にいることは承知のうえだ。
しかしこれを考えられずにはいられない。
働かないなりにも自分がまわりに果たせる役割というものを考えて行動しなければならないと思っている。
僕の場合は働かないわけだからデイケアまたはSSPSでのかかわり方を考えないといけない。
届かないなりにも自己実現に向けて行動しないといけない。

話はがらりと変わる。
昨日ふくしま屋に行った。
今日はどの酒を選ぼうかと店内をうかがっていたら凱陣のコーナーに、亀の尾の札があった。
亀の尾というお米は僕が読もうと思っていた夏子の酒に出てくる幻の米の題材になった米なのである。
でも棚を一瞥しても無い。
そしたら、売りたくないような感じで奥のほうにひっそりと一本あった。
今日の酒はこれに決まりである。
凱陣亀の尾68％精米純米無ろ過生原酒。
いい酒が手に入ったとほくそえみながら、次は古本屋へ行くことにしていた。
先日2件古本屋に行ったのだが夏子の酒が無かった。
宮脇書店にも店内には無い。
店員に聞くと宮脇の在庫にもないとのこと。
それがなんと11号線沿いの春日町の辺りにある、ブックオフにあった。
それも全巻そろっていた。
期待していなかったのだが、あっさりと見つかってしまった。
亀の尾を手に入れたその日に夏子の酒に出会うとは、これは奇遇というものだ。
それで昨日の晩は、夏子の酒を読みながら亀の尾をちびりちびりとやった。
至福のときとはこのことであろう。
ところで亀の尾の味だが、最初飲んだとき喉にとおるときに味が物足りないと感じた。
しかしだ、ぐい飲みについでちびりちびりとやるものだから酒に空気が触れてなにやら反応が起こるのだろう。
空気に触れてしばらくたつと、すばらしい味わいになる。
かたくちに酒をついでおくと酒の味がよくなると言うがこのことなのだろう。
酒の味はよかった。
夏子の酒も実にうんちくが利いていていいストーリーになっている。
じっくり味わいながら読んでいこうと思う。
しかしこの漫画では、吟醸酒を最高の酒ということで話を立てている。
以前に古川修の本を読んでいて、これからは純米それも低精米の酒がこれからの主流になるだろうと予言しているくだりに洗脳されていて、吟醸酒を飲んでないにもかかわらず何か夏子の酒の話の立て方に違和感を感じる。
吟醸酒を試してみたいのだが値段が高いからなぁ～、試せん。
でも夏子の酒に酒が作られる工程や背景が丁寧に描かれていて、知識欲を満たしてくれる漫画である。

また話が変わる。
昨日初めて晩御飯に上原のうどんを食べた。
一度大を2杯食べたかったのである。
夢が実現した。
上原は店が閉まるのが5時前なので4時過ぎに店に行って、いただいた。
これまた至福のときである。
てんぷら類も4種類食した。
本当に上原のうどんはうまい。
また今回のように上原で晩御飯をしたいものである。

駄句、
自己実現至福のときも必要なり