10月27日水曜日

今日はAM6時半起き。
寝酒のせい。
最近夜の12時になると、バカラの悪魔がゾワゾワと迫ってくる。
寝酒は太るので絶対避けたいところなのだが、僕の絶対というのはその程度の意味でしかない。
早起きしたのはいいのだが、デイケアに来て急に眠たくなって、寝ることにした。
ほんとにやすきに流れるのは僕の得意技だ。
そんな僕でもピアノのレッスンは欠かさない。
と言っても15分ほどのレッスン。
この15分が24時間の中でめったにない密度の濃い時間となる。
15分程度だからと言って侮るなかれ。
これをしないとガタガタっと腕が落ちる。
今日は起きている時間が長いのでもう一回レッスンしてもいいだろう。
本番の失敗を出来る限り最小限にしたい。
ほんとレベルの低い目標設定。
もっと観客に感動を与えるとか考えても良いようなものの、そんなわけにはいかないのである。
本番はとにかく頭が真っ白になるのを覚悟しなければいけない。
その最悪の状態で演奏しなければいけないのだから、第三者から見てとても低い目標設定に思えようとも、僕にとってはベルリンの壁のような目標設定なのだ（ベルリンの壁の歴史に対して失礼ですよね）。
そういえば昨日僕の指にアクシデントが起こった。
なすびを油でいためた時に、油が飛び散って、コンロが油だらけになって、後できれいにしないといけないと思っていた。
食事が終わってからシャクシナのあく抜きをしていた。
そしてそれが終わって、さーするぞ、と思ってコンロに手をかけた。
アッチー！アッチアッチアッチアッチ！
ツレが氷で冷やせー！と声をかけてくれた。
ツレのその声が無かったらなかなか氷で冷やそうとしなかっただろう。
とにかく氷を患部に押し当てた。
大事な大事なピアノを弾く指なんだから、と思いながら氷をギューーッと握りしめた。
なんとかことなきを得た。
ほんまに軽率なことをする大馬鹿者だと思った。
こんな指でも大事な指なのだ。
気をつけよう。

駄句、
◆　ことなきを得て良かりけり僕の指